ママ歴12年目のエステティシャンママです
お客様によく聞かれる質問のひとつ
「イヤイヤ期が怖いんですけど大変でしたか?」
私も一人目の子育ての時、色々な情報を調べては怖さを感じていたイヤイヤ期ですが結果は…
長女はイヤイヤ期がなく、保育園の先生方に心配されて年長の6歳にしてかわいらしい自己主張があり、保育園の先生方が「やっと自分の気持ち言えたね!」と拍手された感じでした
次女のイヤイヤ期は反対に私が鬱になりそうになるほど大変で、お出かけするのにプリンセスの恰好じゃないと泣き喚く、スーパーで床に転がって大泣きするというレベルのイヤイヤ期でした
そんな真逆のような姉妹のイヤイヤ期でしたが、イヤイヤ期をどう乗り切ったかを今日はお話ししたいと思います
そもそもイヤイヤ期ってなんであるの?
子供によって時期も個人差がありますが、『魔の2歳児』という有名な言葉があるように2歳前後に始まり、言葉が発達する3歳~4歳頃には落ち着いてきます
なにがつらいって…ちょうど2歳頃周りの人には
「今が一番可愛い時期ね」
なぁんて言われて、イヤイヤ期がひどい子供だと毎日こちらもイライラでそんな余裕もなく、自分は母親失格なのかな?と的外れに自分を責めてしまいがちです
イヤイヤ期は子供の前頭前野が未発達であることと、自我の芽生えが衝突するためにおこる『欲求の爆発』とも言われています
あくまで、こどもの成長段階で決して親のせいではないということだけは覚えておいて欲しいと思います
イヤイヤ期がない子はどんな子?
長女もイヤイヤ期がなかった子ですが、中にはイヤイヤ期がない子もいるそうです
イヤイヤ期がない子の特徴
- 言葉の発達が早い子
- 自己主張が強くない子
- おとなしい子
- 穏やかな性格の子
早い段階で言葉が比較的話せる子は、自分の欲求が親に上手く伝わったり、自己主張が少なくのんびりとした子は我慢をしなければいけないことがあまりないこともあります
結果として、癇癪のようなひどいイヤイヤがないことで、親は「イヤイヤ期がなかった」と感じるようです
イヤイヤ期の対応3選
それくらいならという要求なら満たしてあげる
危険が伴わない、人に迷惑をかけない、その程度のことならという要求であればイヤイヤを発動する前に、その要求をのむこともおすすめです
次女の場合だと、スーパーや出かけるのにプリンセスの恰好でないとでかけてくれませんでした
正直なところ、私はそういう恰好で連れていくことが他人にどう思われるんだろう、恥ずかしいという自分の気持ちから最初は「お外はダメ」と拒否
結果、激しいイヤイヤの癇癪で、出かける前にひと悶着
仕方なく許す
を数回繰り返した時点で、このやり取り必要か?と自問自答しました
保育園に行くときはわかっているようでプリンセスの恰好で行きたがることもないのに、私のエゴでダメというのは違うか、人に迷惑かけるわけでもないしと自分の考えを改めました
のめない要求で泣き喚かれたらしばらく放置
次女はスーパーで買って欲しいものがあると床に寝転がって激しい癇癪をおこし泣き喚く
私が子供を産む前にそういう光景を見て「親はなにしてるんだろう?早く泣き止ませればいいのに」なぁんて何もわからずに思っていました
最初は当然私も「泣かないの!立ちなさい」と言ってみたりもしました
でもそうすると、よけいに癇癪がはげしくなる
買ってあげてしまえば早い話しではありますが、それをしてしまえばこれから毎回泣けば買ってもらえると思ってしまいますます困ってしまいます
長女がなだめてくれたこともありました
これもよけいに癇癪がはげしくなる
最後に、放置して無視
視界には入る範囲にいて買い物を普通にしているようにふるまったところ、泣き止んであきらめて追いかけてくる
そんな訳で、他のスーパーご利用中のお客様には大変申し訳ありませんでしたが、一番早く泣き止む方法だった為、そうしていました
そして追いついてきた次女の頭をなでて
「我慢して偉かったね」
と声をかけて他のものに興味を向けさせました
原因を取り除く
次女の場合は、他のイヤイヤは一般的程度でその時は丁寧に話しを聞いたり、話したりしましたが、先ほどのスーパーに行く前とスーパーで買いたいものを目にした時だけは戦争のようで、癇癪レベルでした
対応はわかったものの、本当に鬱になるくらいだった為、諦めて次女とスーパーには極力最低限のだけしかいかないようにしました
イヤイヤ期が終わりに近づいてきた兆候3選
イヤイヤ期の最中は、『これはいつまで続くんだ』と思うものですが、終わりは必ずきます
イヤイヤ期が終わりに近づいてきた兆候
- 約束事やルールを守る意識がでてきた
- 自分の思っていることを言葉で伝えられるようになってきた
- 気持ちの切り替えができるようになってきた
まとめ
イヤイヤ期は子供の成長において大切な時期
大人としては冷静に対処したいところではありますが、なかなか難しいもの
イヤイヤ期でストレスが溜まった時は、上手く発散できるように人に預けて少しの時間子供から離れるなどイヤイヤ期と上手に付き合ってみてください
余談ですが、イヤイヤ期を経験したあとも、ちょこちょこ1年生になる頃やいわゆる『魔の10歳』『反抗期』など、子育てをしていくと「またイヤイヤ始まった?」というような時期がきます
親にとってもイヤイヤ期は初めてのその子の自我との衝突時期
最初の波を上手に乗りこなして子育てを楽しめるように親としても一皮むける最初の儀式と思って過ごしてみてください